徳島県神山町の地に於いて約400年にわたり代々続く多田家の末裔多田謙一氏が60数年の歳月をかけ苦労の末1977年に、品種登録までにこぎつけたのが多田錦です。その間孤軍奮闘のなか多くの困難に直面しながら開発に成功しました。上品な香りで、種無し、果汁たっぷりの柑橘果実の量産にこぎつけることが出来ました。

日本古来の保存食といえば、普段私たちが何気なく使用する味噌や醤油、塩、等は人類の知恵として生まれた保存食のひとつになると思います。又季節毎の野菜や農作物を塩ずけにしたり 天日に干し乾燥させたもの、(大根、芋、柿、)も同じく保存食の類に分類されると思います、このように人工の保存料、添加物のない時代から日本人は、自然災害の不作や凶作を生き抜くために普段から保存食とし備えてていたのです。その中でも発酵食品の味噌を利用したものが多くあり、野菜だけではなく貴重なタンパク源である、肉や、魚、等を味噌に漬け込んで 長期保存をしたのです。

一般的に香酸柑橘類には以下の成分が多く含まれている、と言われています。代表的な三大栄養素、ビタミンC、クエン酸、りんご酸七つの効能、①抗酸化作用、②疲労回復整腸作用、(クエン酸、リンゴ酸)③血糖値、コレストロールの正常化(ペクチン)④血行の改善(リモネン)⑤美白効果(ビタミンC)⑥皮膚の保水効果(アミノ酸)⑦健康美(へスぺリシン)

特に多田錦にはフラボノイド (ポリフエノール)を非常に多く含まれている。

今回私共は、多田謙一氏の意志を引き継ぎ多田錦を果実そのまま、または加工品、保存食として、広く皆様にご紹介していきたい、と考えるところです。

2017年1月現在の現地風景

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